嫌いな人と統計学と私
あなた嫌いな人はいますか?
どうしてもその人が嫌で嫌で、
「何て自分は性格がわるいんだろう‥」
と、自己嫌悪に陥ることはありませんか?
私はあります!むちゃくちゃ。(笑)
と、いうかありました。むちゃくちゃ。
話は変わりますが、昔仕事上で統計を扱っていることがありました。
統計を勉強いったり、実際に実測値や、データをみていくと気づくことがあったのです。
ご存知の方も多いと思いますが、
どこの集団のデータをとってもどんなデータベースでも、平均から大きく外れた人やモノが大体3%くらいはあります。
これは、頑張ってどうにかなるとかではなく、もはや自然界の摂理に近い。
平均値からプラスマイナス3シグマなんて表現がされたりしていましたが、
自然界でも、工業品でも大体3%は
「ならず者」
なのです。
話は「どうしても嫌いな人」に戻ります。
そのどうしても好きになれないあの人は
あなたの平均値から3シグマ以上離れている人だと思えばいいんです。
あなたの考え方や価値観から、
ずっとずっと許容範囲を越えちゃってはみ出しちゃっている人です。
100人出会えば3人くらいはどうしても嫌いな人がいるのが普通なのです。
なので、あなたが「好きになれない人」
がいるのは、当たり前なのです。
嫌いな人でも仕方ないです。
だからあなたが性格が悪いわけでもなければ、
あなたがおかしいわけでもないし、
あなたが自分の性格を見直しなければならない訳でもないのです。
だから大丈夫。
ただ、一個だけお伝えしたいです。
中心があなたの価値観や考え方なので、
その人にはその人の中心の考え方や価値観で生きています。
その人を否定しないでください。
ただ、
「あぁ、あの人は私とは遠いところにいる人なのね」
と思いましょう。
「嫌いな人」は
ただ単に
「あなたの価値観や考え方からすごーーーーーく遠い人」
ただそれだけだなーと思ってから、
気持ちが軽くなりました。